Planner Blog

2019/06/09
natsu

生まれてウェディングと共に生きて 33

また少し時間が空いてしまいました。
たまにこのブログを開いてくれる
愛しいみなさまへ
ナマケモノでごめんなさい。
そしてまた訪ねて来てくれてありがとう^^
 
25歳の毎日は
朝起きてたらすぐに緊張して
その日一日が始まって
深夜に帰っては
倒れ込むようにベットに入り
また始発の朝を迎えていました。
 
『会場がつぶれる』
会場が無くなってしまう
何の罪もない大事なお客様に
ただこの現実を
納得する理由もなく
伝えなくてはいけない毎日は
生きた心地がしなかった。
今でも思い出すと
その毎日や風景や
お客様の涙や言葉を思い出して
胸にささる。
一生忘れないし、忘れちゃいけない。
 
事実を伝えに 一軒一軒
お客様のご自宅へ。
心臓がばくばくして
伝える勇気は半端なくて
 
涙の闘いだった。
 
昨日まで笑顔で
笑って打ち合わせをしていた
お客様との会話と思えない時間。
 
あるお客様には
訴えるとも言われた。
 
当たり前だ。
わたしはこの現実に何もできない。
それでも
それでもすべてのお客様が出した答えは
 
他の会場でもいいから
なっちゃんと
お花のウェディングをする
 
言葉にならなかった。
 
わたしはこの時に会社を辞めることを
心に決めました。
この5組のお客様の結婚式が
他の会場で一緒に迎え
 
すべて終わる11月8日
この日に卒業をしよう。
 
『大切なのは会場ではない』
その答えはお客様が教えてくれて
今のわたしが生まれている。
 
毎日泣いていた25歳の夏。
私よりも100倍も何倍も悲しかった
辛かったお客様たちと
一緒に乗り越えた夏。
 
お客様が一緒に未来を描いてくれた
25歳の夏。
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この頃わたしは
年下の彼とお別れをして
ひとりで居た。
少し経った頃かな
前のブログのどこかに出てきた
恵比寿ガーデンプレイスで
仕事の先輩に紹介してもらった
ひょろっと細い男性。
ウェディングの日に
サービススタッフとして働きに来て
再会することになる。
その再会は
わたしのこれからの人生で
大きなものになる。