ここからは少し
辛かったな、という印象の事が続きます。
高校時代の初まりに
発見されたバセドウ病。
わたしはこの時かなり太っていて
今の体重から言えばプラス13キロくらい。
病気のせいとは言え 耐えられなかった。
どうしたって太ってしまう。体が自然に
そう作用する。
このバセドウ病はとてもデリケートなもので
毎月病院に行き、血液検査を続け
値を見て、その値により薬を調整してゆく。
ロングスパンの解決策。わたしの場合
手術は無かっただけでもありがたいこと。
月に1回は学校を早退しての通院が始まった。
心配した母親は病院の後は必ず
不二家のレストランに連れていってくれて
美味しいものがもれなくついてくる
そんな日々のはじまり。
色々なはじまりでした。
とても怖かったことのひとつ
この病気、かなりの可能性で
眼球突出という眼が飛び出してしまう性質があって
その恐怖と戦い続けました。
夜寝ては悪夢を見て、
起きたら目が飛び出てるんじゃないかと
急いで鏡を見に行ったり。
そして太っていることも嫌で嫌で嫌で
コンプレックスを持ち続けた。
なっちゃん太ったね
みんなにそう思われていると
気にして気にしてしょうがなかった。
うちは3姉妹でお姉ちゃんはとってもきれい。
痩せていて可愛くてモテて
本当に羨ましくて。
いろんな思いがしょいきれず
ある日久しぶりに体重計に乗った時に
泣いたのを覚えている。
その日からもうひとつの灰色への道が
加速した。
『ご飯を食べるのがこわい』
食べたものがすべて体重になってゆく
こわい。
その日から色々な事がめまぐるしく
変化していきました。
それが高校1年の終わり。
大声で笑う日々が終わりに近づく瞬間。
今思えば
ちゃんと話せてちゃんと伝えられる
この時があって良かったと。
だからこうして綴れることにありがとう。
だからこそ今
こんなに愛を持ってウェディングが出来ると
すべては通り道であったと思えるのです^^
今日も読んでくれてありがとう。
わたしの少ない読者のみなさま^^
Natsu.