Planner Blog

2018/09/09
natsu

生まれてウェディングと共に生きて 04

今日は高校時代から。

高校時代

きっとみんな彼との下校や

初めてのバイトや

初めてのおしゃれや

初めて行く場所。

中学生から一歩進み

女性としての芽生えがあったり

いろんなことを育んで過ごす

青春時代。

わたしの高校生活は

半分灰色みたいな世界だった。

この灰色の世界があったから

今すべての時間が虹色になる。

彩りが豊かになる。

そんな大切な時期だった。

高校1年生。ふっくらとした女子高生。

当時の流行は

ルーズソックスに

足元はローファーかニューバランスの

スニーカー。

ラルフローレンのベストかカーディガン。

メンズをあえて買う。

公立なのに私立の合皮のバックを持つ。

そんな時代。

そうそう、このへんであれだけ愛した

アイドル忍者の熱が一気に冷める。

我に返ったみたいに。

冷めると早い。あれだけ費やした時間も

さらりと消えていったなぁ。

高校1年のわたしは仲良し3人組が出来て

いつも一緒に居て

笑ってばかり。呑気な高校生。

この頃から食欲も更に火が付き

お弁当は3時間目の休み時間中に終了

お昼は売店に買いにいく。

色気も無いそんな毎日。

初めてのバイトはファミレス。

お姉ちゃんがバイトしていたファミレスへ

入れてもらった。

そこで研修みたいのがあって

あることに気が付く。

お皿を持つと手が震える。

あんまり気にしていなかったけど

重いとかそういうのではなく

何かを持つと手が震える。

バイトの支配人みたいな方に指摘されて

でも自分じゃコントロールきかないから

どうしようも出来ない。

この頃かな。同時によく汗をかくのと

少し運動しただけで動機がする。

そして寝ても寝ても眠い。

何となくだるく怠惰感が常に伴う。

そして食べても食べてもお腹が空いて

沢山食べては下痢もする。

そしていつも喉が渇き、大量のジュースを飲む。

集中力は減る一方。

そんな時に数学のテストで1桁を取る。

どうしても勉強が分からない。先生の言う事が

集中できず、テスト中も全く問題が解けない。

この点数を親に見せることがどれだけ

地獄のような緊張だったか今でも思い出す。

でもそれに原因があるなんて

誰も分からなかった。怒られてばかりだった。

ある時 豆菓子を大量に食べていて

喉がひりひり痛くなる。

きっとお豆で喉の粘膜がやられたのか

耳鼻科の先生に恥ずかしげもなく

豆菓子で喉を傷めたと報告。

その先生に喉を見てもらったところ

喉は大したことないけど

外側の腫れが気になります。

大きな病院に行ってみて、と。

予想外のアドバイス。

そういえば首の下の方が腫れている。

それは甲状腺というところだ。

甲状腺はさまざまな種類のホルモンが

作られる器官。

喉に器官があるなんて知らなかった。

わたしは少し怖くなりながら大学病院へ

精密検査を受けに行った。

そんな不安に駆られて結果を待った。

その間 家庭の医学を必要以上に読んでしまう。

いやだな。思ったより深刻だな。

その結果は『バセドウ病』。

甲状腺ホルモンが過剰に作られることにより

新陳代謝が盛んになりすぎてしまう病気。

その症状はまさにわたしにずっと表れているもの

ばかりだった。

だるく疲れやすい

食欲が旺盛になる

動機がする

イライラする

喉が渇く

下痢をする

汗を異常にかく

手足が震える

そして成長期の場合 成績が下がる

全部当てはまる。

病気が見つかり原因が分かったから

良かったのではなく

本当の灰色はこれからだった。

これがわたしの高校1年生の出来事。

でもね

こんな風に書いているとすごく暗くなるけど

わたしはそれまで

本当にあっけらかんと楽しく

お腹を抱えて笑いながら

毎日過ごしていたから

そしてこの時があって良かったと

今 心から思っているから

どうか気軽に読んでくださいね^^

数少ないわたしのブログの愛読者さまへ☆

今日も読んでくれてありがとう^^

Natsu.