Planner Blog

2020/01/26
natsu

生まれてウェディングと共に生きて38

ナツです。
2020も正直に人生を綴るこのブログ。
ひっそりと読んでくださる方だけに
そっと大切に届けて行きます。
いつもありがとう。
 
26歳で独立。
会社を卒業してすぐさま
自宅の住所で手作りの名刺を作り
わたしがやりたいウェディングスタイルのツールを作り
自分の頭を整えて
わたしが世の中に残していきたい
伝えていきたいことは何か
 
まとめた1冊のツールを
朝方になるまで作り続けた毎日。
想いをまとめた1冊が
完成した。
 
個人事業主で始まり
前のブログで綴った
想い出のお花を屋号として
『ジュリアスローズ』として開業届けを提出した時は
身が引き締まって。
あの時自分で作った初代のロゴは
時々目に触れると
かっこわるいけど
すごく愛しい。
 
ウェディングの会場を先に選ぶのではなく
ウェディングプランナーと出会うことから
始まるウェディング。
まだ日本に浸透していないこのスタイルを
これをどう伝えていくのか。
答えなんてどこにもなくて
真似する人もひとりも居なくて。
でも毎日一歩でも進もうと
必死と不安といっぱいながらに
会社という枠を抜けた大きな世界へ飛び出し
ちっぽけながらに走り出した。
 
全くうまくいかなくて
個人事業主のわたしは
色々な企業との契約がほぼ断られる
会社の中ではある程度 名の知れた存在でも
ひとりになった時の力の弱さに愕然とする。
 
時に前会社から嫌味のようなメールも来る。
 
しかし負けない。
 
そんなわたしに当時お世話になっていた
カメラマンさんが声をかけてくれて
優しい手を差し伸べてもらい
カメラマンさんの事務所の片隅をお借りすることに。
住所だけは立派に神宮前。
今思えば
お客様をお呼び出来るような場所ではなかったけれど
涙が出るほど嬉しかった出来事。
 
未来の仕事がひとつもないけど
ウェディングで借りれる場所やレストラン
提携してくれるドレス屋さんやギフトのお店
壁にぶつかりながらも
毎日毎日あきらめずに巡りに巡って。
 
同時に
結婚するという新しい生活の慣れない環境を
味わいながら
自分の結婚式もすることになるものだから
26歳の毎日は騒がしい。
そんな中でも少しだけ進歩したのは身体のことかな。
 
薬が無くても大丈夫。
長い闘いは一度終止符。
そんな普通の身体にやっと整ったのは
この時期でした。
 
わたしの果てしない奮闘記はここからまだまだ
はじまったばかりです^^
 
Natsu.
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お互いに仕事を新しくスタートした
ふたりが結婚生活を始めることは
たいそう大変なことです。
お互いに明日のお仕事は無くて
ふたり居れば片方が何とかすれば良い
そんな方程式は成り立たず
今まで出会った来た新郎新婦さまに
敬意を抱きながら
明日の見えない毎日を送りはじめました。
 
それでも
ふたりが居れば2倍になるもの
ふたりが居れば半分に出来るもの
誰にも変われない味方が居る事
そんなことを感じながら
ふたりの意味を知る毎日。
この時間があったからこそ
今思える
今向き合える
今寄り添える
沢山のことがあります。