少しだけ時間が空いてしまいました。
2019年がはじまり
2週間が立つ。
毎日サロンに行くことが嬉しくて
サロンに着くと
思わず
『ただいま~おはよう 今日もよろしくね』
なんていっぱい話しかけて
お掃除して きれいにして
誰かが来てくれる時間をワクワクと
過ごしています^^
わたしのウェディング人生
今回で30話。
わたしは六本木のゴトウフローリストウェディングに
戻った時のことから話そう。
大学生の時
ここで生きることを決め
この世界に入り
その時間は長く続かず
わたしは愛する場所を離れて3年。
3年ぶりに帰ってきたこの場所は
あの時とはウェディングスタイルが
少し変わっていたけど
あの凛とした花たちがお出迎えしてくれる
良き意味の緊張感のある場所の空気は
健全だった。
わたしの勝負が始まる。
ゴトウフローリストウェディングを
担当する。
夢見たいな現実と
恐ろしいほどのプレッシャーと。
大学生のわたしには出来なかったこと。
ここに戻るために必死でやってきたこと。
全部詰め込もう。
前任者はこのゴトウフローリストを強化していた。
本数も倍以上になっていた。
あの時の上品さは減っていたけど
勢いは増していた。
わたしに出来ることは何だろう
わたしは世界で誰よりもここから生まれる
花の空間ウェディングを愛している。
その想いをお客様に伝えること
とてもシンプルなその答えが生み出すウェディングを
世の中に伝えること。
その毎日が始まりました。
実家通いのわたしは
2時間かけて六本木に辿り着く。
帰れなくて六本木のビジネスホテルに泊まる。
そんなことも日々あったけど
何にも辛いことなんて無かった。
全く何もないただの箱
あるものはフローリングの床と4メートルの天井
そして完璧なる照明。
恵比寿のガーデンルームで
イベントホールのウェディングを学んだ私には
この箱に優しささえ覚えた。
『お電話ありがとうございます
ゴトウフローリストウェディング担当杉原でございます』
夢の言葉。
当時はメールのやり取りは最低限。
お客様とのお話は電話が基本。
そんな素敵な時代。
そこから半年後に起こることなんて
予想も出来ませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
わたしは当時 結婚したいと言われている
年下の彼がいました。
でも仕事に夢中すぎて
不器用なわたしはどうしたって
その気持ちが生まれなかったのと
(ごめんなさいね、ブログに登場しちゃって)
もうひとつ。
どうしたって子供が出来ないかもしれない
そこから自分の結婚の未来が描けないままで
だからこそ
結婚式が尊くて
だからこそ
ふたりの結婚式が大事すぎて
心から愛しく思っていたのかもしれません。
かけがえのないもの。
この先にここにも訪れる
人生の転機。
少し前触れがあったあの出会いが
わたしの人生を大きく変えることに
なるとは
この時のわたしには
全く気が付いていませんでした。
どうしたってパズルが1ピースはまらない。
そんな気持ちのまま。
恋愛は長らく苦手分野です^^
Natsu.