大学2年生のわたしは
色の世界に出逢い
色彩検定2級を取得。
その中でパーソナルカラーを学び
自分が着る洋服はまるで変わった。
その時期
既に就職活動が始まっていた。
将来を見つめる。
色の世界に巡り会えたものの
その力はどこで生かせるのか
まだ見えて来ない。
父の紹介で雑誌編集社を受ける
2社受けるが
全く通用しないのは 自分が全く
心ここに在らず
だからだろう。
面接でも自分が全く出せない。
そんな時
本屋であるひとつの雑誌を手にする。
『好きを仕事にする本』
そこには女性が楽しそうに仕事をしている特集が
組まれていて
本当に素敵な笑顔で働く
様々な業種の女性たちが
インタビューされていた。
その中に見つけた1ページ
『ブライダルコーディネーター』
これは当時の
ウェディングプランナーの呼び名。
これなんだろう。
読んでみたらレストラン KIHACHIの
コーディネーターさんの特集。
20年前はレストランウェディング
というスタイルが
やっと生まれた、くらいの時代。
KIHACHIさんはレストランウェディングの
先駆けの中に入るレストランさんだと
思う。
その記事を読んだ途端にわたしの心が動いた。
『 ウェディングの世界 』
これだ。
・
こうして大学2年生のわたしは
運命に導かれるように
ウェディングの世界に出逢うことが出来ました。
あの時のわたしへ
良かったね^^
ここから続く20年のストーリーが待っているとは
この時のわたしは知る由も無かったかな。
成長期に体調を崩したダメージは
自分にしか分からない所で
まだ持続していて
恋をすることがとても臆病でした。
だからこそ。
結婚は自分の未来にあまり結びつかない
自分には少し遠い存在だったからこそ
尊いものだったからこそ
その世界は
すごく愛しく見えたのだと思います。
Natsu.