こんにちは!
プランナーのナツです。
5月18日
もうすぐ結婚記念日を迎える
もうすぐ一年が経ちます。
おふたりから頂いたメッセージを見ては
一緒に過ごした時間を思い出して胸がいっぱいに
あの日の新緑や空気 肌で感じる温かな温度を今でも思い出す。
大切なおふたりから頂いたメッセージをご紹介させて頂きます。
~関根 健様、薫様 からのメッセージ~
May 18th, 2014
「結婚式なんて、恥ずかしいだけだよね」──もしも結婚式に向いている人と、向いていない人がいるとすれば、私たちは完全に後者かもしれません。しかもふ たりそろって! 夫はそもそも「式なんて挙げなくていいよ」というタイプ。そして私は「花嫁衣装ってコスプレみたい」などと思ってしまうタイプ。当然のことながら結婚情報 誌のテンションにはついてゆけず、有名レストランのパッケージプランもピンと来ず……
そんなときに、インターネットを通じて出会ったのがナツさんでした。そうか。式場じゃなくて、人で決める。そういう結婚式の選び方があってもいいのかも。 まるで不思議なご縁に導かれるように、六本木のお花屋さんを訪れました。いま思えば、その日から心は決まっていたように思います。ビジネスとしてではなく ライフワークとして、自分の仕事を心から愛している。職業柄、そういうひとがつくるものほどいいものだといつも感じていたので、ナツさんとの出会いそのも のが、結婚式を挙げる決め手になりました。
それから怒濤の日々がはじまりました。日時・会場・ゲスト・装花・装飾・衣裳・メイク・料理・招待状・席次表・ギフト・音楽・司会・写真・映像・二次会。 決めることは山ほどあります。これは自己満足? 私たちは好きだけれど、みんなにとってはどうだろう? 私たちはもともと深夜まで働いていたので、その忙 しさったらありません。過ぎ去る時間。迫り来る本番。当然「結婚式は花嫁のもの。男は添え物のパセリみたいなもんだ」と(たぶん)思っていたであろう夫に も協力してもらわざるを得ず、けんかをしたこともたくさんありました。〆切を守れずにご迷惑をかけた日もありました。でもナツさんはいつも嫌な顔ひとつせ ず、まるで保健室の先生のような包容力で、劣等生の私たちをやさしく励まし、かつ上手に誘導してくれたのです。
そしてナツさんとお会いしてちょうど8カ月後。ほぼ徹夜で迎えた当日は、念願の五月晴れ。近所にある小さな街の教会で式を挙げ、ゴトウフローリストさんの 力でガーデンのように生まれ変わったCARATO71で披露宴と二次会を開きました。「結婚式というよりも、同窓会や親睦会のような感覚で楽しんでほし い」そんな想いで企画した披露宴。凝った演出はしませんでしたが、スタッフの方々の細やかな配慮のおかげで、みんな盛り上がってくれたようです(アルコー ルの消費量は近年トップクラスだったそう)。気づけば夫も「式を挙げてよかった。みんな大好きだ!」という謝辞らしからぬ言葉で、最後を締めくくっていま した。
結婚式の良さ。それは自分たちがたくさんの人に支えられていることを、目で、耳で、肌で実感できることだといまは思います。ゲストはもちろん、お手伝いを してくれた友人たち、そしてナツさんをはじめ、ウエディングを愛するプロの方々が支えてくれたからこそ生まれた、かけがえのない時間。みなさんと出会えた ことに心から感謝しています。
思い返せば、私の実家にはいつも両親の結婚式の写真が飾られていました。幼い私は、何度引っ越しても登場する若いふたりの姿をよくからかったものですが、 いまはその理由がなんとなくわかるような気がします。幸福なはじまりの記憶。それはたとえ数時間でも、その後の長い道のりをほのかに照らし続けてくれる、 小さな光なのかもしれません。
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わたしは薫さんに頂いた最後の一文をいつも胸に毎日を過ごしています。
ありがとう。