Planner Blog

2016/05/31
natsu

寄り添い 育くんだ想い

2016年5月22日

晴れ渡る青空の下

竜太郎くんと小雪ちゃんと迎えた結婚式。

その想いを綴った温かなお手紙が届きました。

それはわたしの心をこれから支える

守ってもらうお守りになりました。

大事なお手紙をご紹介いたします。

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2016年5月22日

From RYUTARO&KOYUKI

「結婚式が怖い」

結婚式を挙げることを決めてまず感じたことでした。
でも、恥ずかしいとか、緊張するとか、

そういうことではなくて。
もともと作ること、表現することが大好きなわたしは、
自分の思い描いたものが完璧に表現できるかどうかが不安で、

「結婚式が怖い」だったのです。

ですので、まずは会場選びに苦労しました。
ホテルに専門式場に、神社にレストラン……
10件以上見学をして、ようやく

「歴史のある洋館で挙げたい!」

という希望が固まったものの、
古い洋館や文化財は、自由度が低い、

部屋が少なく来賓の方が快適に過ごせない、

お料理にこだわれない等のデメリットもあり、

なかなか理想の会場に出会うことができませんでした。

そんな中出会ったのが旧細川侯爵邸でした。
小雨の降る日、こちらのお屋敷を見学したときのことは

忘れられません。

青々とした広い庭。
梁や床材には経年でしか得ることのできない

深い味わいがあり、
壁紙や窓枠、照明の細部に至るまで意匠が凝らされ、
窓から差す光、落ちる影、雨音までもが

お屋敷全体を装飾しているようでした。
雰囲気が抜群なだけでなく、当日はお屋敷をひろびろと使え、

自由度が高いということもあり、
ゲストの方にもきっと喜んでいただけるだろう、

と気持ちを固めることができました。

さて、こうして会場が決まりましたが、

会場よりもずっと大切なものが決まっていませんでした。
それは、結婚式までの道のりを一緒に歩んでくれる

プランナーさんです。
怖いくらいにふくらんでしまったわたしの理想を

一緒に再現してくれる、大切なパートナー。
どこの会場に見学に行っても、

まずは

「このプランナーさんと一緒にやっていけるだろうか?」

ということを考えていました。

実は、細川邸を知った当初は別のプロデュース会社で

話を進めていました。
その頃はとにかく会場を優先していたため

深く考えずに細川邸を扱っているその会社に

お任せしようと思っていました。
しかし、ある問題が浮上し、細川邸でのウエディングは

実現できないかもしれないという

局面に立たされてしまったのです。

(どうしよう。また一から別の会場を探す?)
(いや、もうここ以上の会場には出会えない。諦めたくない!)

そこでわたしは、他に細川邸を扱っている

プロデュース会社を探し、

改めて相談することにしたのです。
ネットで見つけたあるサロン。
ダメ元で電話をし、細川邸でウエディングをしたいこと、

しかし問題にぶつかってしまっていることを伝えました。
電話口のそのひとは、優しく、親身に聞いてくれました。
電話をかけた次の日か、

いや、その日のうちだったかもしれません。
サロンに駆け込んだわたしに、その人は、

「わたしに任せてください」と

あたたかい笑顔で言ってくれました。
そして数日のうちに、問題は無事解決。
もうどうしようもないと思っていたのに、

そのひとは今まで培った信頼を武器に、

あっという間に解決してくれたのです。

それがジュリアスローズ、なっちゃんとの出会いでした。

さて、それから結婚式までの一年間は

あっという間の楽しい日々でした。
わたしは”自分の理想”に向けて、
考えたり、作ったり、買い集めたり、

大好きなものづくりの日々。
わたしが自分の世界を思う存分表現できるように、
なっちゃんは毎日寄り添い、サポートしてくれました。
準備は楽しいだけでなく、

面倒なことや難しいこともあるはずなのに、
ただただ楽しく幸せいっぱいだったのは、
わたしが楽しいことだけに集中できるように、

なっちゃんが陰で調整してくれていたからだと思います。
招待状、お料理、BGM、装飾、お花……理想通りに、

でも失礼がないように、来客みんなが楽しめるように、

なっちゃんが一緒になって、いつも真剣に考えてくれました。
理想がひとつひとつ現実になっていくこと、

なっちゃんの笑顔に会えること、

ジュリアスローズでの打ち合わせの日々は、

楽しい記憶でいっぱいです。

そしていよいよ結婚式当日を迎えました。
「怖い」

と思っていた結婚式。
わたしの大切な5月22日。
すべてが夢見た通りの、それどろか、

理想を遥かに超えた、素晴らしい一日でした。

何より想像以上だったのは、
来賓の方々からの祝福でした。
こんなにも人から愛され、祝福されていることを知り、
つながりに感謝することができたのは

はじめてでした。

当日は忙しく会場中を飛び回り、

ほとんど一緒にいられなかったなっちゃん。
「一緒にいられないけど、ずっと守ってるからね」
なっちゃんのその言葉の意味は、

結婚式が終わってから、深く実感することができました。
介添えのメイクさんをはじめ、

キャプテンや給仕スタッフのみなさんの

素晴らしい仕事ぶりや、
会場を彩る夢のように美しい装花たち、

世界観を完璧に演出してくれた音響、
みんなを笑顔にさせた美味しいお料理、

大切な一日を切り取ってくれた写真に映像……
そのすべてに、なっちゃんの思い、

愛情を感じることができ、
今までで一番、なっちゃんに守られていることを

肌で感じる一日となりました。
なっちゃんが培ってきた

ウエディングへの情熱と素晴らしい仲間たち。
そのおかげで、「怖い」と恐れてきたわたしの結婚式は、
なにひとつ曇りのない、完璧な、幸せな、

大切な一日となることができました。

なっちゃん、そしてなっちゃんの仲間のみなさま、

大切な思い出をつくってくれてありがとうございました。
そして最後になりますが、もうひとり、

わたしの理想につきあってくれたひと……

旦那さまにも、ありがとう。

最初は「自分」の表現したいことばかりに

躍起になっていた結婚式。
終わってみると、

自分ひとりの力ではなにも成し遂げられないということ、
みんなから愛され生かされているということなど、

自分ではなく「他人」への思いでいっぱいになりました。
結婚式を挙げて、ほんとうによかった!
これからふたりで手と手を取り合い、

家族をつくっていくために、

最も大切なことを学ぶことができました。

 

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竜太郎くん 小雪ちゃん

これからもずっと側にいるから。

心の側にぎゅっと寄り添っていることを

約束するからね☆

Natsu.