Planner Blog

2016/11/16
pachi

こんなに余裕のない結婚式準備は嫌だ!自作で映像制作 編

 

 
披露宴の中で映像上映する 機会が
当たり前のように増えてきました。
面白いものでこちらからご提案する前に
花嫁花婿側がすでに
上映する思いだけは 固まっていたりするのです。
なかには、

「上映ってやらなきゃいけないの?」

 

こんな相談が寄せられるくらい
一般的な結婚式の感覚までに
認知があがったことに気づかされます。
上映設備が 会場の「魅力」として
あった時代から 考えてみればいまは
上映できる環境が 当たり前に
できないといけません!!

ただし 会場の規模によって
上映機器が会場に常設されてないこもあるので
我われウエディングプランナーのほうで
機材の手配をすること そんな役割も
兼ね備えていたりします。

映像を自作でチャレンジ♪ 当日それを楽しみにしているゲスト!

 

なんだか自然と身についた
この楽しい文化は大賛成♪

 

しかし、 ものすごいプレッシャーを感じている花嫁花婿。。。
出来上がりがぎりぎりになってしまったり
思い通りに準備がすすまない。
実際には、完成に辿り着くまでに とてつもない道のりを
自ら選んでしまったと後悔を
してしまうカップルもいらっしゃいます。

 

自作となると、、、
現実は厳しい道のりなのかもしれません。
本番・・3週間前にギブアップ!?
その連絡を受け、 急遽、私の方で引き継ぐ・・・
そんなケースも過去にあったりするので

 

これから「自作」を 予定している方には

余裕をもったスケジュールと
相談相手がいる環境(ウエディングプランナーも可)

この2点を整えてから作業に入ってほしいです。


◇  目次 ◇

・自作でDVD上映!作業する環境を整えよう!

・プロの業者の存在を心の保険にしよう!

・自作の上映が入る現場では・・

・必見!結婚式動画の製作ルール


 

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自作でDVD上映!作業する環境を整えよう!


結婚式の上映といえば・・

・オープニングVTR上映

・新郎新婦のプロフィールVTR上映

・新郎新婦退場後のエンドロールVTR上映

・友人スピーチ用に上映

・友人からサプライズ上映

・余興で上映

などなど、上映シーンは多岐にわたります。

 

 

私も、当日上映予定のVTR

担当プランナーとして

動作チェックを私は毎回必ず行うのですが、

納品されたDVD動画

新郎新婦自作(お持ち込み)のVTRの

映像のクオリティーがすごく素晴らしくて

素人とは思えないほどの

完成度に驚かされることばかりです。

日々の生活の中で、

SNSの普及により写真を撮って スライドショーをしたり

スマートフォンで動画を撮影し

アプりで編集したり

撮影をするという行為

思い出を自ら収集していくという行為が

日常の中でとても身近になってきたからでしょうか。

そして、新郎新婦

主役のおふたりへサプライズ!!

ということで、友人が自作で

作るというという相談も受けることが

あります。

 

 

 

新郎が新婦にサプライズ!

 

 

その逆で、

新婦が新郎にサプライズ!! もあります。

 

 

 

すでに同棲している、一緒に暮らしている

カップルの間での出来事

サプライズ動画製作の

作業をいかに

気配を出さずに作業を進めていくか・・!

成功を収めるためには重大なポイントです。

 

 

なにを目的として!

どんなことを上映したいか!

じっくり検証してください。

思いで深い いっそう華やかな時間をもたらすこと!

間違いなですから。

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プロの業者の存在を心の保険にしよう!


こうした動画上映の素材作りにはもちろん、

プロに編集をお願いするという手段もあります。

 

予算を掛けてまで作ったと

思われることが ちょっと恥ずかしい・・・

そんな声を聞いたことがありました。

ほとんどの方が、

「彼女(彼)を驚かせたい」

「みんなに喜んでもらえるなら」

成し遂げたい! 思いで作りのために頑張りたい!!

自作の映像制作には、

これくらいの

思い入れの強さを感じることの方が

多いです。 納得のいくものをつくるには

そういった気持ちが特に大切になります。

 

まずはジブンでチャレンジしたい!! 

とってもいいことだと思います!

私は一番にその向上心に

応援ししたくなります。 そして

満足いくものが できそうになければ

ウエディングプランナーへ

いつでも相談してほしいです。

相談さえしてもらえれば たいてい

動画編集のプロを 紹介してくれたり

協力してもらえる環境を 持っているはずなので

打開策は見つめられます。

困惑ししたまま

ジブンの実力をためすような

中途半端な準備にならないように

してほしいです。

最悪の場合を想定し

どこまでなら ジブンたちで頑張れるか。

どうしたら ジブンたちの思いが形になるのか。

 

ウエディングプランナーが 身近にいれば

すんなり解決できちゃったりします。

相談しながら準備をすすめてほしいです。

ウエディングプランナーは

最適な対策を練ってくれるはずです。

 

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自作の上映が入る現場では・・


映像を持ち込まれる際、

特に自作でお持ち込みされる時は、

現場でもひときわ注意を払って

上映環境を整えていきます。

失敗はもちろんゆるされません。

 

 

トラブルを防ぐために・・

結婚式当日は

ウエディングプランナーはもちろん

会場に関わるスタッフ全員が

気を張り巡らしているものです。

現場では、

会場設営・セッティングの時間はもちろん

バックアップ体制を構築したり

司会者とのタイミングや

音響レベルなど

各種リハーサルを重ねて緊張感をもって

取り扱いをしています。

 

 

せっかくの機会なので

お話しさせていただくと

自作(お持ち込み)されるということだけで

上映にはリスクが高まるという

ことだけは感じてほしいです。

会場側にある不備で

上映失敗はゆるされません。

ただし、どんな素材が届くかは

ふたを開けてみないと
わからないので毎回慎重になっています。

ですから安易に

当日DVDに焼いて持っていきます!

最悪PCもっていくんで!!流してほしい!

とか、恐怖でしかありません。
作り手側と会場側お互いに気持ちよく

理解しあっていくことは
成功の秘訣 第一歩です。

 

とにかく
ウエディングプランナーを味方に付けましょう♪


それだけで成功の確率は上がるはずです。

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結婚式動画の制作ルール


これから作ろうと思っている方、

そして現在編集途中の方に向けて。

私現役のウエディングプランナーとして、

現場で日々感じていること

挙式本番の日に

上映トラブルが起きないようにする為の

ちょっとした

アドバイスをお話ししておきたいと思います。

私自身も自作したことのある経験者です。

 

 
◇画面サイズ◇

映像を制作する時に
画面サイズを間違えてしまうと、

完成した映像を
一から編集しなおすことになってしまいます。

考えるだけでゾッとします。

せっかく画面の中にきれいに写真が収まった後に

画面サイズを変更することは、

ほぼ新作を作成するようなもの。
気持ちが折れます。

 

ビデオ制作前に必ず画面サイズを確認しましょう。

結婚式会場の
プロジェクターの画面サイズ(アスペクト比)
を確認してください。

今お使いのPCのディスプレイやTV画面は
16:9」というワイド画面
が主流になっている昨今
結婚式場のプロジェクターは
比率4:3の四角画面が
主流ってこと覚えておいてください。

DVD画質の場合、
画面サイズ 4:3 = 720pix×576pix(576i/p PAL)

☆ほとんどの結婚式場がDVD納品指定になると思います。

 

◇チャプター画面 メニュー画面はなしを設定!◇

こだわりたい!という気持ちはお察しします。

間違ってメニュー画面が出てしまう恐れがあるので
編集段階で入れない方が安全です。 動画の前後には5秒ほど
無音黒色画面(もしくは白色画面)
をいれてください。
勝手に次のチャプターに進んでしまわないように
チャプター編集はしないよう
上映シーンにつき1枚のDVDでお持ちになることが
また一つ安全策です。
シーンと違う映像が
流れてしまったら大変です。。。

 

◇セーフティゾーンのより内側を意識◇

一度でも動画編集の経験者なら
知っているかと思いますが
上映サイズは画面の四隅
10%程度は上映されない
可能性があります。
準備は万全にすすめたいので
コメントや画像が切れたりしないように
意識的に注意してできるだけ
画面の内側に納めてください。

 

◇上映時間◇

長ければいいということではありません。
上映中は
ゲストのみなさまの自由な時間を
割いているというイメージで作ってください。
食事もすすまなければ
サービスマンの提供も暗闇の中
ペースは落ちる一方ですし
会場によっては
上映中は
なにも身動き取れないってこともあります。

オープニングは1~2分。

プロフィールは7~10分。

エンディングは3~4分

目安ですが、集中力がもつ時間の長さを
イメージしてください。

 

◇BGMありきで編集を構成する◇

BGMをなににするか!?
このイメージをもつことで

自然と時間や曲の速さをつかんでいけます。
特に曲のテンポは
初めて観る人にとっては
心のリズムにのれるか
ストレスを感じるかで
全然印象が違っくるので
つかう音楽の重要性も忘れてはいけません。
できれば
違うところのシーンで一度も流れない曲を
準備されることをお勧めします。

 

◇写真の色味の統一感◇

写真がぼやけていたり
崩れていたりしないように
デジタル処理がうまくいくように
必ず調整してください。
高画質編集からDVDに画質に圧縮する方法を
とるとその恐れがあるので
DVDサイズを前提に編集作業に入ってください。
また、使用される各画像の
色味ちょっとしたバランス程度は
統一されていた方が
写り代わりする際
見た目の微妙なストレスは改善されます。

 

◇エフェクトの乱用◇
ちょっと面白いからといって
写真の動きや光りかたとか
切り替わり方など
色々とやり始めてしまうと
ごちゃごちゃしてしまいます。 写真の並びや
構図で
綺麗に観てもらうことが
特に必要なことかもしれません。
目で追えなかったり

字が読めなかったり
注意しながら観る側の立場になって
編集してください。 参加人数
参加者の年齢
参加グループ 結婚式なので
いろんなことが多すぎてしまうことも
観てくれなくなるポイントです。
自己満足にならないように
気をつけてほしいです。
誰がみても
楽しく興味深い内容になるよう
心がけていきましょう!!

 

◇会場の定める納期を守りましょう◇

これは基本中の基本です。
納期や約束が守れないものに 何かあっても

なんの責任も押しつけられません。
納期を守り、 会場の法で
最低限のチェックをしてもらうくらいの
気持ちで準備すすめてください。
リカバリー方法 トラブル対策 一生に一度のことです。

 

準備は万全にいきましょう!!

 

ジュリアスローズで結婚式を挙げた模様
【ウエディングフォトギャラリー】
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PHOTO BY esmare

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